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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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ひといきcolumn・育児と映画11~ママシネマにピッタリでした。(佐々部清監督「ツレがうつになりまして。」の巻)
ママシネマ(乳幼児連れOK上映会)にて観賞しました。実にピッタリなセレクトでした! うつ病で退職することになったツレと売れない漫画家のハル、それぞれに「社会から取り残されたよう」と感じている二人の姿は、育児中心の生活を送る新米母に重なるところ大。ツレが病気に対するモットーとして挙げる「あ・と・で」=あせらない(あせらせない)、特別扱いしない、出来ること出来ないことを見きわめて出来ることからやる、は育児にも繋がるように感じました。
当たり前ですが、ドドーン、ババーン、という衝撃音もなく、驚愕の急展開もなく、心穏やかに楽しめるという点も子連れ上映会向き。ぐずる子どもにも余裕を持って接することができ、終盤で眠り込んだ子の柔らかな髪に触れた時など、温かな幸せをそこはかとなく感じました。
うつ病をリアルに描くというより、人のつながりを描くことに力点を置いた点がよかったです。また、悪人が出てこない(唯一の例外はツレの上司でしょうか。彼も外資系で苦労し余裕がなかったのだとは思いますが…)点も好感を持てました。しかも、「いかにも善人」ではなく、さりげない演出で嫌みがありません。ハルの両親、ツレの同僚、患者仲間…と力のある役者さんたちのアンサンブルが、手堅く味わいを深めていました。同じ佐々部監督の「チルソクの夏」の爽やかさが思い出されました。久しぶりに観直したいです。
「ママシネマ」は今回で2回目。前回は一時間前くらいから終了時間が気になって仕方がなかったのですが、今回は終わりをいとおしむように余韻を味わえました。ママシネマとはいえ、おむつ替えや授乳対応などの物的快適さ以上に、映画の質が満足度を大きく左右する!と実感しました。
漫画エッセイの映画化ということで前作のようなものをイメージしていましたが…似て非なるものでした。観る機会に恵まれ、本当によかったです。

cma

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「ツレがうつになりまして。」2011年日本映画
監督:佐々部清
原作:細川貂々
脚本:青島武
出演:宮崎あおい、堺雅人、吹越満、津田寛治、犬塚弘、大杉漣、余貴美子、伊嵜充則
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