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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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連載15~悲しい彼(女)の服
この週末は、出先で「ハチミツとクローバー」と「笑う大天使(ミカエル)」を観てきました。
…「ハチクロ」については、せんだいシネマバザールのブログにありますので、そちらに譲りまして(リンクからどうぞ!)…

「笑う大天使」「メゾン・ド・ヒミコ」「アカルイミライ」「双生児」…これらの映画を結ぶ糸に、お気づきでしょうか?…そう、まさに「糸」なのです…

それは、「衣装:北村道子」。昨日もこのクレジットを発見し、「やっぱり…」「なるほど…」と、うなずくことしきり、でした。
北村さんの衣装を意識し始めたのは、「アカルイミライ」からでしょうか。私は衣装にも洋服にもくわしくありませんし、おしゃれとはかなり縁遠い人間です。けれども、北村さんの担当された衣装には、常に強く心惹かれます。ありそうでない、でしゃばるわけではないのに忘れがたい、数々の衣装たち…。
北村さんの生み出す衣装には、どこか悲しさがある。彼・彼女の悲しい気持ちに、すっと寄り添う。
ふと・やっと、気づきました。絢爛豪華な着物にも、くたっとくたびれた服にも、ボタンや刺繍が繊細にほどこされた服にも…そして、かわいらしさ全開!のはずの、聖ミカエル学園のお嬢様方のコスチュームにも。
彼・彼女は、決して自分の悲しい気持ちをひけらかしません。けれども、北村さんの衣装をまとった彼・彼女からは、言葉にできない思いが、うすいうすい高山の空気のように醸し出されます。…よくよく気をつけないと感じ取れない、はかない気配が。
「笑う大天使」の母を失った兄妹、「メゾン・ド・ヒミコ」の孤独な人びと、「双生児」の愛に迷う人びと…北村さんの衣装には、よそよそしさと懐かしさが、人を寄せ付けないつめたさと、つながりを求める熱っぽさが共存しているように思います。

~~~
「笑う大天使」は、山形・仙台でも近日公開!
ソフト化されて久しい塚本晋也監督による乱歩ワールド「双生児」は、ぞぞっと涼しくなりたい夏の一夜におすすめの作品です( ^ー゜)b

cma
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