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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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The World
ジャ・ジャンクーは私にとって今一番気になる
中国人映画監督である。

 昨年8月にメルボルン国際映画祭にて彼の特集が組まれていて、
ポスターの斬新さ(日本版とは違います。タオが日本の着物着てるので。もっとコメディチックでした。)に引かれ、見に出かけた。
 残念ながら、他の作品は仕事の関係で見にいけなかったのだが。

 見ながら、いろんなこと考えていた。

 カナダでの数年とメルボルンでの1年で、多くの若い中国人の友人が
出来た私だが、どの子もほとんど、中国映画を見ていない…と
いうと語弊があるかもしれないが、
私たちがいわゆる『中国映画』と思っているものに興味がないようだった。そこらへんは日本にも近いところで、海外で評価が高いものと、
国内で人気のあるものにかなりの違いがあるようだ。
 世界で大ヒットした『グリーン・デスティニー』や『英雄~ヒーロー~』なども彼らにとっては”退屈”な作品らしい。日本でも大人気のチャン・ツィイーの話をすると私の女友達に限っては100%「嫌い!」
という反応だった。
だから、私がどんなにチャン・イーモウやチェン・カイコー、ウォン・カーワイについて熱く語っても、今ひとつみんなピンときていないようだった。その上、「あなたはずいぶん古臭いのが好きなのね~」と言われる始末。
 その時から、自分が今まで見てきた中国映画から抱いていた中国人の若者のイメージにはかなりギャップがあるんだろうな~と考え始めた。
それまではやっぱり、恋愛や男女の立場などの価値観は保守的なのかと
思っていたが、『世界』に出てくる若者たちも私が出会ってきた人々も
ずっとオープンである。
 そんなことを考えながら、この映画を見ていたら、彼らとこの映画に
ついて語り合いたくなった。
 ほんとに多くの若い世代が生活のために、移民したり
留学のために本国を出て、まったく新しい文化(価値観)の中で、たくましく生活していた。その反面、『世界』の中のヒロイン、タオは
つくりものの”世界”で一生懸命、自分の世界を探している。
 ラストの意味するものが今ひとつ、消化できていない私としては、15日の前夜祭でもう一度、その真意を見据えなければならないと思う。
 好き嫌いはさておき、出てくる人々がすべて人間くさいのが、私は好きだ。
 世界、それは広いようで狭い。狭いようで、壮大に広がっている。
 その大きさを決めるのは、それぞれの生き方であり、選択に
かかっているのかもしれない。



 ねなしぐさ


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