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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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振り返れば映画がいる
今回の映画祭ではバリアフリー上映を行います。
これは同じ作品を2通りの上映方式に対応させています。

上映作品は2本あり、どちらも邦画です。
まず、耳の不自由な方も楽しめるよう、台詞を字幕にします。
また、目の不自由な方も楽しめるよう、場面の音声解説を、
専用のイヤホンから放送します。

字幕は台詞のみならず、音なども字幕で表現します。
簡単に言いますがこれが難しい(私が作業してはいませんが・・・)。
洋画の日本語訳字幕と違うのはまず、その音が字幕化される点。
これで瞬間に詰め込む情報量がかなり違います。
モノの本では「横字幕の場合、一度に出せる文字数は最大24文字。
人間が約8秒間で読める文字数であること。」と書かれています。
そのため、洋画の字幕では意訳が入って元よりも短くなります。
字幕製作はただ文字に起せばいいのではなく、
鑑賞する人へのそういう細かい気遣いがあります。
(またまた、私が作業してはいませんが・・・)。

音声解説は台詞の合間に場面の状況を説明するものです。
これもまた、油断すれば次の台詞が始まるため、
簡潔かつ、映画ですから想像力をかきたてるようにします。
場面とのテンポをピッタリとシンクロさせるタイミング合わせも。


私もド近眼ですから時々考えます。
「もし、私の視力もどんどん低下していったら、
この美しい映画を観ることはできなくなってしまうのか・・・」と。
ですから、決してこれは他人事ではないと感じています。


さて、上映作品の中身ですが、両作品ともに岩井俊二監督の作品です。

■「打ち上げ花火、下からみるか? 横からみるか?」
■「FRIED DRAGON FISH(フライド・ドラゴン・フィッシュ)」

共に1993年のテレビドラマ作品で、前者は翌1994年、
後者は1996年に劇場でも公開されました。

この時は私は15歳でしたね・・・。
放送当時はわかりませんでしたが今回改めて、
私は2作品ともにキャスティングに注目。

「打ち上げ~」はヒロインが奥菜恵さんでなんと当時14歳。
私の4つ上の先輩達に言わせると美少女といえば奥菜恵だそうです。
それを美少女を可愛く撮ったら右に出るものがいない岩井監督が演出。
この作品をきっかけにその後の映画の伝説を作り上げる、
その後の岩井監督の作品を見る上でも重要な一本です。
(私は岩井監督の「Love Letter」の中山美穂さんに見事にやられました。)
瑞々しい少年少女の夏の想い出をお楽しみください。

「FRIED DRAGON FISH」はハードボイルド探偵物語・・・ではなく、
奔放な女の子とうだつの上がらない探偵が事件に挑む、
ちょっと赤川次郎作品の凸凹コンビか、はたまた当時の
「快盗ルビイ」などの系譜のライト&ハード路線の探偵ドラマ。
こちらは主演級の謎めいた殺し屋役で浅野忠信さんが登場。
まだまだデビュー間もない頃ですが、既に現在のイメージのような
一風変わった、目を引かずにおれないオーラを漂わせております。
浅野さんとの名コンビはやっぱり青山真治監督だと私は思いますが、
岩井監督ともこの後、「PiCNiC」「スワロウテイル」で組みます。
本作の雰囲気は、浅野さんが後に監督する作品にも跡が残っているかな、
とも思えていろいろな面で外せない作品だと思います。

近作の「罪とか罰とか」の奥菜恵さんや、「劒岳 点の記」の浅野忠信さんを思い、
彼らが駆け抜けた16年を思いながら、その若き日に刻んだ魅力を
改めて焼き付ける鑑賞というのもよろしいのではないでしょうか。
刻を経た後に新しい感動もあるのが、映画の魅力です。

でも私がこのお二方よりも「おっ!」と叫んだのは、
両方の作品に登場する酒井敏也さん!
うーん、髪が・・・(^^);。


バリアフリーの試みとともに、作品そのものも魅力あるものをお届けします。
ぜひぜひお楽しみくださいませ。


(kawanaga)
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