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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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午前十時の映画祭
先週、MOVIX利府で開催中の「午前十時の映画祭」に初めて行ってきました。

午前十時の映画祭は、1950年~1970年を中心とする時代から
50本の作品を選出して1作品1週間で連続上映していくという企画で、
全国25箇所の劇場で行われています(チラシ記載の数字)。

午前十時の映画祭

午前十時は早いよ!
という方、ご安心ください。
1日の初回上映が10時というだけで、午後にも数回の上映があります。


この日は50分の6本目の作品、1966年のフランス映画、「男と女」でした。
ダバダバダ・・・・♪のけだるい歌声に目を閉じると情景がすぐに浮かびます。
男と女が海辺で再会し、カメラが360度回転するシーンは忘れがたいです。
夕陽を浴びてシルエットになる、同じ歩調で歩く老人と犬の姿は、
今回観るまで忘れていましたが今は深い意味を感じます。

約10年ぶりに観た想い出のシーンとの再会と、
10年の間に感じ方も変わり新しい発見のシーンに出会えたこと、
10年ぶりに観てもやはり良い作品でした。
そりゃ、40年前から語り継がれているのですもの。
私より人生経験の厚い人達はより深いものを感じるでしょう。


空いているかな~、と思いましたが半分ぐらいは席が埋まっていました。
若い人達も、映画ファンと思しき人達が少しいましたね。



さて、この企画はなんのために行われているのでしょうか。
単に映画を観て欲しいのならば、過去の作品を何故劇場で上映するのでしょう。
選出された50本の中には、DVDが無い貴重な作品もありますが、
基本的にはほとんどの作品はレンタル店で100円ぐらいで借りてこられます。

良い映画はスクリーンで見てほしいからでしょうか。
しかしながら大画面テレビの質もあがってきていますし、
ブルーレイで高画質に処理された映像はスクリーンでも再現が困難です。
DVDやBDで観ても物語は理解できるし感動もできます。


それでも劇場でこの企画を発信する意味、それは良い作品のみならず、
「映画を映画館で観ることの楽しさ」を知って欲しいから、ではないでしょうか。

暗闇の中に座り、神経を映画だけに集中させること、
大きな映像と広い劇場内に音楽が溢れてくる空間の雰囲気、
目で見て耳で聴くだけでなく、映画を全身で感じられるのは映画館だけです。
それは、物語の筋を読み取るいうこととは異なります。
頭で理解するのではなく、映画を肌で受け止めることです。

また、映画館で観ることの楽しさ、とは
映画館に行く予定を立てて、映画館まで行く道のり、
映画館でポップコーンを食べる、映画館で束の間他人とすれ違う、
余韻を楽しみながら帰る、また行きたいと思う。

そして、映画について考えて、映画について人と語りあって、
年月を経るごとに自分の中で厚みを増す作品に出会ったり、
ときにはつまらない作品を観て苦笑いしたり。

そうした、映画に関わる行動全てを含んではいないでしょうか。

そして時には「楽しさ」で言い表しきれないことを感じてはいないでしょうか。



皆さん、映画館に映画を観にきてください!
(「独裁者」のチャップリンの調子で言います。「20世紀少年」の黒木瞳の調子でもいいです。)
少しでも面白いと感じたら、また観に行ってください。
少しづつ少しつづ、映画の時間を増やしてみてください。


そのうち、きっと、良いことがあります。


TH
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