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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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上映会情報 「ことばをこえて―― 映像の力」 第1部 ことばを紡ぐ身体
皆様、お元気でしょうか。MOVIE観てますか?


今月下旬、せんだいメディアテーク開館10周年事業のひとつである上映会、
「ことばをこえて―― 映像の力」 第1部 ことばを紡ぐ身体
が7Fスタジオシアターで10月23日(土)~10月26日(火)の期間開かれます。


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・島の色 静かな声
 (監督:茂木綾子/2008年・日本/75分/)

・鳳鳴(フォンミン)―中国の記憶
 (監督:王兵/2007年・中国/183分)

・ウィンター・ソルジャー―ベトナム帰還兵の告白
 (ウィンターフィルム 戦争に反対するベトナム帰還兵の会/1972年/95分/)

・包囲―デモクラシーとネオリベラリズムの罠
 (監督:リシャール・ブルイエット/2008年/160分)

・The Anchorage―投錨地
 (監督:カーティス・ウィンター、アンダース・エドストローム/2009年/87分)

・死なない子供たち
  (監督:山岡信貴/2010年/80分)
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上映作品は上記の6本。
今日は、私が実際に山形国際ドキュメンタリー映画祭のアンコール上映で現地で鑑賞した、
2007年のグランプリ作品である、映画祭開催前に少し触れた作品
「鳳鳴(フォンミン)―中国の記憶」(以下「鳳鳴」)を少しお話をしましょう。


「(前略)・・・今回は、一人ひとりの人間が“物語る”姿をとらえた作品たちによって、
私たちが受けとめているはずの言葉と、その人の姿から立ち上がってくる言葉にならない
何か、そしてその向こうにある世界を見つめ直します。」(せんだいメディアテークの
「『ことばをこえて―― 映像の力』 第1部 ことばを紡ぐ身体」の紹介より。)


「鳳鳴」ほどこの文章に忠実な作品はそうそうないかもしれません。

この作品は、鳳鳴さんという御婆さんが自分の半生を語っていく様子をカメラが捉え続け
るのですが、特徴的なのは部屋に入ってカメラの正面に鳳鳴さんが座ってから、僅かなク
ローズアップなどを除いては、話し続ける様子のみが流れ続けるということです。

鳳鳴さんの語る内容は新聞記者として働いた時代に右派分子のレッテルを貼られ、夫と離
れ離れに強制収容所に収容され迫害を受け、1974年に名誉を回復するまでの約30年に及ぶ、
中国の現代史の一面です。それを183分の作品に収めています。つまり、約3時間、画はほと
んど同じ様なものなのです。

しかし、鳳鳴さんの表情と顔に刻まれた皺、発する言葉と年齢を重ねた声、
激動の経験を生き延びた人が纏う雰囲気を突きつけられ、それによって、
普通のドキュメンタリーでは不可欠と思われる資料映像・再現映像が全く無くとも時代が
伝わってくると思います。その人の人生についての映画を撮るならば、今そこに居るその
人自身を撮り続けること、それが最も真実に近いという考えでしょうか。
論ずるよりも是非ご覧ください。

もう一つ、私がこういう映画に直面するときにいつも考えるのは、考えつくまではわりと
色々な人が到達するだろうけど、形にする人、受け入れる人がいるということも凄いと思
います。そんな変わった作品に出会った時はどうする?体ごとぶつかって格闘しましょう。
映画はまだまだ可能性があります。


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● せんだいメディアテーク開館10周年事業
 「ことばをこえて―― 映像の力」 第1部 ことばを紡ぐ身体

会期      : 2010年10月23日(土)~ 10月26日(火)
会場      : せんだいメディアテーク7階スタジオシアター
入場料     : 1プログラム500円 各プログラムとも開場時に受付にて発売/
         開場は上映の30分前を予定/各回入替制
協力・作品提供 : サイレントヴォイス、山形国際ドキュメンタリー映画祭、エデン、
         東京都写真美術館、恵比寿映像祭、リタピクチャル

サイト     : http://www.smt.jp/beyond_words/part1.html

※音声解説、託児サービスの事前申込み、タイムテーブル、その他詳細のお問合せ先
 については上記のサイトにてご確認ができます。




(TH)
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