shortpiece!blog
仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
201707<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201709
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
ひといきcolumn・育児と映画その2~「シャンハイ」の巻
小さいお人との生活が始まり、映画生活も当然変化した。
これまでは、「心の栄養補給上、理想は一日一本。週末は一日2~3本!」が信条。はしごするなら、程よい間隔とショバがえがあればベター、と私的タイムテーブルを組むのも密かな楽しみだった。(蛇足ながら、ショバがえ=同じ劇場でハシゴするより移動した方が新鮮で好み、という話を職場の人にしたところ、「なるほど、焼き肉の網を替えるようなもんですかねえ。」と相づちを打たれたことがある。それ以来、いつも2つの網が頭に浮かぶ。)
で、新・映画生活はどうなったか。
現在は、「2~3日に一本」が、周囲の助けに深い感謝を込めつつ…の理想。そして、「明るいうちに、3時間程度で観て・帰る」ためのタイムテーブルを組む(選ぶ)ことになる。「3時間」という枠は、小さいお人のお食事時間というだけでなく、私自身の生理現象のためにも必須と言える。
…というわけで、「何を観るか」よりも、「いつ、どこで観るか」が優先条件。まず、上映開始時間から絞り込み、終映時間をチェックする。だらだら2時間を越えるような大資本映画は、まずスルー。移動その他の時間を節約するには、近場の映画館で、受付がスムーズにできて…となる。
…ということで?産休明けの作品第一作は「ミスター・ノーバディ」(いきなり2時間越えだが、それはそれとして…。)。さらに「モールス」「幸せの太鼓を響かせて」「一枚のハガキ」なども食い入るように観て、映画ならではの至福のときを存分に味わった。特に「モールス」は、前評判の高さどおりで、オリジナルを越えた貴重なハリウッドリメイクと出会えたことにほくほくした。
…しかしながら、ここで敢えて(?)取り上げるのは、豪華絢爛なキャストを揃え、大作ながら2時間に収めた、新米母にありがたい映画、「シャンハイ」。この映画は、ジョン・キューザック×サミュエル・L・ジャクソンのミステリー「1408号室」、アンソニー・ホプキンスの怪演が光る「ザ・ライト エクソシストの真実」監督の新作という点も、私の興味をくすぐったのだ。プラス、予告編の遠藤憲一の美声も、定番ながらポイントが高く、耳に残っていた。
…で、どうだったか。
…大仕掛けながら、実はとてもシンプルで、肩透かしと感じるくらい直球の恋愛ものだった。
日米開戦直前の魔都・上海で、アメリカ・日本・中国・ドイツ…と国籍を越え繰り広げられる、政治を絡めた男女の駆け引き。お膳立てとして目を引くのは前者だが、主軸は明らかに後者。スパイ、レジスタンス、戦争…といった題材は、おどろおどろしいスパイスにすぎない。登場人物たちは、全員報われない恋愛をする。片思いのすれ違い、絡み合いのオンパレード。…ということで、私がふと思い起こしたのは、あの、ハチクロこと「ハチミツとクローバー」だった。
どちらも絡まりあった男女のせつない片想いが主題。それなのに、十代二十代の男女だと爽やかで甘酸っぱい物語となるところが、熟年男女がやるとこんなに血なまぐさいことに…という点が、何よりの発見だった。多分、現代社会に置き換えても、犯罪に及びかねない愛憎劇となるだろう。中途半端に社会的地位や権力を手にしたオトナは、実に手に負えなくなってしまうのだ。
大人の恋愛は、たやすく溺れてはいけない、溺れるなら切った張ったは覚悟の上で、という教訓が残った。
二本立てなら、「セカンドバージン」よりも是非「ハチクロ」で!

cma

~~~
「シャンハイ:Shanghai」監督:ミカエル・ハフストローム
出演:ジョン・キューザック、コン・リー、チョウ・ユンファ、フランカ・ポテンテ、ジェフリー・ディーン・モーガン 渡辺謙、菊地凛子
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。