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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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仙台短篇映画祭2011シンポジウム 「その時、映画はどう動いたか」
あの時以降、みんなが映画を観たのはいつなのでしょうか。
これは僕の3月からの回想。


「こっちはみんな家に帰っても電気も水も食べ物も無いんだぞ!」
3月のあの後の、初出勤の日に本社に向って上司が怒鳴っていました。

人気の無いビルとお店、極端に少ない車、昼間なのに静かな街。
外を歩いていても形容し難い何かが空間を支配していました。

僕は映画が好きだからこうして映画に関わって来ましたが、
あの日、部屋のなかに散らばった映画のDVDはしばらく放置していた。
"こんな状況では、何の足しにもならない"と。

しばらく後、電気が復旧しましたが、映画のDVDを観る気にはならず、
映画館が再開したニュースを聞いても僕は行けませんでした。
これまで年に100本以上の映画を観ていたにも関わらず。
両親の生活を建て直すこと、親戚と友人知人を助けなければならなかった。
映画感想を書き綴った自分のブログは宮城の現状を発信する内容に変わりました。

自分の楽しみとしての映画はしばらく封印した。


物流が復活したところで、定期購読している某映画雑誌が届きます。
封筒の中に、「あの時」以降に制作された号が入っていました。

主たる誌面はいつもの映画紹介でしたが、編集後記には其々の想いが綴られていました。
「自分は無力だ」「映画は何ができるのか」「仕事で映画を観るのに罪を感じる」等々。
みるみるうちに"自粛"も広がっていきました。


そんな一方で、映画俳優や映画監督からの救援物資と応援訪問は続々と続いていく。
それは映画が、これまで皆から愛され、培った力の現れの様に僕には見えました。
お金を使って復興のために経済をまわせ!と叫ばれ始めた時期だった。
なんとなく、僕も映画の力を感じ始め、好きな台詞を思い出して奮起するようになる。
パピヨンの「俺は生きてるぞ!」と叫ぶマックイーンを思い出していました。

そうして少しの間、気持ちは上向きましが、津波で跡形も無くなった親戚の家の跡を観て、
再び沈み込んで何も考えたくなくなった。結局、自分は何もできていないと。


気持ちの浮き沈みの続く、5月半ば、ひとつのきっかけが起きて、
映画の上映のための機材を探し回る協力をさせていただく事になりました。
それを通じて、いまこそ映画を見せたい!という熱い思いを持つ人達と知り合うことになります。

皆のなかで、自分の楽しみの映画から、誰かのための映画になっていた。

なんだか自分に気力が戻ってくるのを感じていきました。
映画祭の活動に復帰できたのもそこからでした。
元々、映画祭に入ったのは、自分の楽しみで観るだけで終わりたくなかったからです。

そういうように、浮き沈みを繰り返した人は多かったと思うのです。
そんな状況のなか、県内各地で、映画に携わって動いていた人達がいました。
映画はどんな力を持ってるのだろうか。人々が映画に望むものはなんだろうか。
自分に元気や気力をくれた「映画」は、あの時からどんな活動を行っていたのか。


映画祭はシンポジウムを開き、活動を続ける3人の登壇者からお話をお聞きします。
(もう少し続く・・・)


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仙台短篇映画祭2011シンポジウム

『その時、映画はどう動いたか』


2011年9月18日(日) 16:00~17:30
会場:せんだいメディアテーク1階 オープンスクエア
入場無料

主催:仙台短篇映画祭実行委員会
共催:せんだいメディアテーク

〇登壇者

NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭 理事
高橋卓也(たかはし・たくや)

NPO法人 20世紀アーカイブ仙台 理事長
坂本英紀(さかもと・ひでき)

映画プロデューサー
澤井克一(さわい・かついち)


(注意事項)----------------------------------------

※このシンポジウムは、動画共有サービス「Ustream(ユーストリーム)」で
リアルタイム配信する予定です。個人情報への配慮には厳重に努めております
が、予めご了承ください。



(TH)
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