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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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ひとときcolumn・育児と映画その5.5~普遍性は多様性への扉(「LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語」の巻)
※まず、これから劇場で御覧になる方へ注意点を。この映画には、「おまけ映像」が付いています。日本からの投稿映像による、もうひとつの「LIFE IN A DAY」、監督は「NINIFUNI(先日の仙台短篇映画祭でも上映された、ももくろフューチャーの異色作です。)」「イエローキッド」の真利子哲也。ピクサーアニメ風に最初に流してもよかったのでは?という味わいです。くれぐれも、途中退出せずに最後までお楽しみください。お見逃しなく!(このバージョン、日本だけの試みなのか、各国バージョンがあるのかは不明です。もし各国のものがあるなら是非観てみたいです。)

332組342人から投稿された世界中での「2010年7月24日の日常」の映像を、朝から夜へというひとつの流れに束ねあげた作品。言うまでもなく、膨大な私的映像(レトロな表現で言えば、ホームビデオ)を映画の域へ引き上げたケビン・マクドナルド監督の手腕に圧倒させられる。
まず、おおっ!と思ったのは、多くの日常は多様である以上に普遍的、ということだ。いや、日常への視点が普遍的なのかもしれない。何十人もの目覚め、起床、洗面と歯みがき、朝食…という動きが、秒単位の細かいカット割りで写し出されるが、まったくザラつきがなく、まるで一人の動きであるかのように錯覚してしまうほどだ。そのような定番の出来事(日課)を軸にして、オリジナリティーの高い(と思われる)ある人のある日常のエピソードが、ランダムに挿入される。たとえば、亡くなった妻(母)へ朝の挨拶をする親子、世界中を自転車で旅する北朝鮮出身の青年、毎日欠かさず神に供え物をし、祈りを捧げる女性…。しかしながら、彼らを一日の流れの中で何度となく見ているうちに、いつしか、自分が見知っている誰か(もしくは自分自身)と重なり始める。世界はひとつ、などと簡単に言い切るのは抵抗があるが、多様性は断絶への壁ではなく、普遍性は多様性への共感への扉であると感じさせてくれる。
…とは言え、断片的な映像の連なりを90分余り観続けるのはなかなか体力がいる。日常を過ごす生活空間の中で流し続け、何かの折にふと目をとめて見入る、という味わい方も試してみたい。もしくは「24」風に、一日一時間単位ずつ、というのもアリか。

cma

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「LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語」:Life in a Day、製作国:2011年イギリス・アメリカ合作映画
監督:ケビン・マクドナルド
編集:ジョン・ウォーカー
エグゼクティブプロデューサー:リドリー・スコット、トニー・スコット
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