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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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「第4回世界子供短編映画 祭@masda」レポート
第4回世界子供短編映画祭@masdaに行ってきました。
恥ずかしながら今回初めて知ったのですが、こちらの映画祭は名取市増田で始まった映画祭。今回は子育て支援施設「のびすく泉中央」の主催で、7月に名取市で行われたものの再映でした。ちなみに、「子供」短編映画とは、「子供向け」映画ではなく、子供が主役の映画、という意だそうです。
プログラムは、「ハンブルグ国際子供短編映画祭」の出品作品で、欧米圏のものが中心。とはいえ、ドイツ制作の韓国人監督の作品もあり、さらにはルーマニア・ロケのイギリス制作のイタリア人監督作品なども。EU圏内は国境が低くなっているのだなと改めて実感しました。
映画祭の進行は、作品上映前後に紹介と解説をはさんで2、3作品ずつ、計10作品を3時間ほどかけて上映するという、ちょっと珍しいスタイル。さらにユニークなのは、字幕ではなくライブのアテレコがかぶさる点です。担当するのは声優をめざす若い方々とのこと。お芝居のような緊迫感がありました。
今回私に同行してくれたのは、映画祭最年少スタッフ(一歳2ヶ月)。彼のご機嫌しだいで即退場…と覚悟して臨んだのですが、なんと、奇跡のほぼフル参加!がかないました。前半はスクリーンを眺めながら声は出さずにちょろちょろ一人旅(遊び)、後半は遅めの昼寝。感謝感謝、です。
彼が気に入ったのは、水彩画タッチのモチーフが、流れるように形となり物語を紡いでいく「ミラマーレ」。私はイタリア出身の女性監督の2作品「空へ」「タンマ」。前者は高飛び込み、後者は新体操に打ち込む少女を描いています。どちらもセリフはごく限られ静的なシーンが多いのですが、彼女たちの佇まい(背中や足先、といったもの含め)から物語が豊かにあふれ出してくるようで、息苦しいような感情の高ぶりを感じました。ちなみに、「タンマ」とは滑り止めにつかうチョークの粉=炭素マグネシウムの通称だそうです。
また、「空へ」は、たまたま最近見た石井聡互監督の旧作「水の中の8月」を連想させるものがありました。硬質、透明、流動性、みずみずしさ…「水」は、少年少女と相性がよいモチーフなのかもしれません。「ヤネック」というアル中の母親と暮らす少年の話も、水にまつわる物語でした。酔った母親は缶詰の魚を浴槽に浮かべて泳がせようとし、少年ヤネックは、金魚をピクルスの瓶に閉じ込め飼っている。その金魚が最後には…という対比が印象的でした。
私たちの映画祭のちらし折り込み作業をきっかけに知った今回の上映会。よくわからないけれど、どこか気になる!そういうものには、思いきって近づいてみる、試してみる。必ず思いがけない収穫があるはず! そんなことを実感した一日でした。世界子供短編映画祭さん、たくさんの素敵な出逢いをありがとうございました。

cma
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