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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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コラム「育児と映画」番外~2 012年に出会った映画たち
今年もあとわずかです。
家族が増え、時間の使い方が変わり、手当たり次第に観ることはできなくなりました。ある程度狙って観るようになったぶん、「これは拾いもの!」に出会うチャンスが減ったように思います。そんな中での『英雄の証明』、『ドライヴ』、『リンカーン弁護士』(←次点ですが)はかなり「ほくほく」でした。それから、いわゆる映画館公開とは違う場で、素晴らしい作品に出会うことが多い年でもありました。来年以降も、映画館にふらっと行くだけではなく、よりアンテナを高くしないと、出会いを逃す…ということかもしれません。
では、今年出会った映画たち、私なりの選りすぐりを御紹介します。

●ミラノ、愛に生きる
ジャージを最も美しく、印象的に使った作品。本作含め、ティルダ・スウィントンが印象に残る年だった。
●サラの鍵
並走し絡み合うドラマの面白さと味わいを、存分に味わえた。
●なみのおと
後にも先にも、本作を越えるいわゆる震災映画は出てこない。語りと居住まいのみで表現される「あのできごと」は、観る者の心に染み渡り、沈み込むように深く印象付けられる。
●ドライヴ
設定、人物、物語、セリフ、上映時間、いずれにも無駄・スキ一切なし。香港映画が嫉妬する快作。
●ポエトリー アグネスの詩
善や悪とはいかに一面的であるか、を善良な市井の人々を通し見せつける。余韻というにはざらついた、すさんだ衝撃を残す作品。
●英雄の証明
ギリシャ悲劇をベースとしたシェイクスピア劇があぶり出す、今現在、世界のあちこちで起こっている勢力争い。違和感どころか鮮やかすぎるほどの先見性のある物語に驚かされる。
●SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
映画と音楽の底力を、痛いほどに肌で感じられる作品。「やりたいことをやる」という潔さと力強さに溢れ、大量に垂れ流されるハデでキレイな「話題の超大作」群を凌駕し、寄せ付けない。
●おおかみこどもの雨と雪
アニメが、日常のきらめきをみずみずしく蘇らせる。今この時期に出会えてよかった、と感じた作品。
●サウダーヂ
充実の164分。浮き足立っている、地に足が付いていない、と感じることが増えた気がしていたが、「地」自体がぐらつき崩れかけているのだ、と気づけた。そんな「地」に、自分はどうやって足を付け、歩くか。そんなことを考え続けるきっかけをもらった。
●親密さ
どんなに目を見張っても、息を飲んでも足りない、4時間後に行き着く圧巻のラスト!
…と、これで十本になってしまいました…。それでも、もう少し。
○少年と自転車(いまだに感想を言葉にまとめきれない…。)
○リンカーン弁護士(続編ができそうなラストにニヤリ。ひそかに期待!)
○青梅街道精進旅行(沖田監督×高良健吾=今年は世之介!ですね。)

来年も、よき出会いがありますように…。

cma
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