shortpiece!blog
仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
久々に…映画の遠足
美しく詩的な予告編とちらしに惹かれ、久しぶりに電車に乗って映画を観に行った。仙台駅1番線松島行きに乗り、岩切で乗り換え。目指すは利府、作品は「クラッシュ」。
アカデミー主要部門に名を連ねているにもかかわらず、なぜか地味に公開されているこの作品。交通事故に関わった人々を描いた群像劇だという。…しかし、予告やちらしのイメージを抱いて観ると、かなり面食らう。
ロサンゼルスに住む人は、皆人種差別者なのか?と疑いたくなるほど、人種や民族の違いを盾に、彼らは常に罵り合い、攻撃し合う。それが前半。肉体的・精神的・心理的暴力があふれている。
後半、そんな彼らの背景や経過が語られてゆく。しかし、だからといって、安易な共感や感動はみじんも湧かない。そして映画も、そんなものを求めてはいないだろう。
…悪人になるよりも、善人になることは、ずっと難しい。ひとつの過ちは、ひとつの善行で打ち消されはしない。…けれど、悪人であり続けることも、また難しい。ときに滑稽に、ときに残酷に。彼らの受難は尽きない。
そんな折り、クラッシュのかけらのような粉雪が、街並の灯りが、わずかながら彼らに希望を予感させる。それは、一瞬のまぼろしなのか。…それとも。
「クラッシュ」は、キシェロフスキの「デカローグ(十戒をモチーフとした短篇集)」に対する、現代アメリカの返事なのかもしれない。そして、新たなこの手紙は、私たちにも向けられている。

cma
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。