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仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
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連載3~ドリカム、チャイコ、ニ
先日から、都内ではお正月映画として公開されていた「ニュー・シネマ・パラダイス~デジタル・リマスター版」が仙台フォーラムにて公開されています。
この映画から私が連想してしまうのは、「チャイコフスキー」(伝記映画を父と観たことがあります。「ニューシネマ~」も、父と観た映画です)と「ドリカム」です。…この3つには、私見ながら、ある共通項があるのです。
それは何か?…いささか乱暴な表現になってしまいますが…いずれも「キメぜりふ」「サビ」「ヤマ場」が満載。どこを観ても・聴いてもドラマティック!…なのです。
チャイコフスキー?…と思われる方、例えば「白鳥の湖」「くるみ割り人形」を耳にしたことがありませんか?…あのメロディを生み出したのがチャイコです。ああ、あの曲!という「どこかで聴いたクラシック」の、かなりのウェイトを占めていると思われます。
ちなみに、演奏側から言うと、チャイコフスキーはとにかく熱い、ねちっこい。これでもか!というクライマックスのだめ押しは、かなりのエネルギーを要します。また、強弱のレンジが広いのも特徴のひとつ。モーツァルトやベートーベンの時代に比べ、楽器や演奏技術が進歩したこともありますが…。フォルテ(f=強く)やピアノ(p=弱く)という記号は、通常2つ(フォルテッシモ、ピアニッシモ)が最大最小とされています。ところが、チャイコフスキーは、5つ(フォルテッシッシッシッシモ、ピアニッシッシッシッシモ)あることも珍しくありません。なじみやすいメロディ、転調による高揚、高らかな(時にはこぶしが効いた)フィナーレ…とにかく用意周到、万全を期してドラマティック!なのです。
…さて、「ニュー・シネマ・パラダイス」に戻りまして。頭に浮かぶのは、流れるようなモリコーネの音楽、トト少年の笑顔、頑固で粋な映写技師との交流、わき返る映画館、秘密のフィルム…と、次から次へ。つきることがありません。これぞ映画を愛するすべての人に愛される作品!と思ってきたのですが…。そこは好き嫌いがあるもの、やっぱり受け入れ難い人もいるようです。私の周りにも「ずるい」「情に流れすぎている」と言う人がいます。
あの映画は、作り手が映画を見いだしたというよりも、映画自体が作り手を見いだした、撮られるべくして撮られた、という気がして仕方ありません。この映画が世に出て今まで、確実に、日本の(もしかすると世界の)「パラダイス座」は減りました…。
けれども、映画に見いだされた作り手たちは、今もなお映画と向き合っています。中年となった主人公を演じたジャック・ペランは、「WATARIDORI」などでプロデューサーとしても活躍するようになりました。また、この映画で一躍注目を浴びたトルナトーレ監督のその後は、必ずしも平坦ではありませんでしたが、映画への溢れる愛は色褪せず、コンスタントに撮り続けています。
さて、チャイコフスキーは…といいますと。ぜひ、映画「チャイコフスキー」を御覧になり、いかめしい髭のおじいさんという音楽室の肖像画のイメージと比べていただきたいものです。ロシア映画の魅力を知る上でも、お勧めの映画ですよ。
そして、この秋の短篇映画祭でも…もしかすると、ロシアの秀作をお届けできるかもしれません。乞うご期待( ^ー゜)b

cma
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コメント
この記事へのコメント
クラシック音楽
普段クラシックは聴かないのですが、こういうつながりを知ると興味津々であります。

音楽や映画…自分にとっておもしろいと思うものが、こんなふうに自分の中でつながっていくのってすごく楽しいですよね!
映画「チャイコフスキー」はレンタルなどで見れるのでしょうか?
2006/04/27(木) 00:12:11 | URL | よしだ #-[ 編集]
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