shortpiece!blog
仙台短篇映画祭2011 9月17日(土)-19日(月・祝)
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:--| スポンサー広告| トラックバック(-) コメント(-)
7月9日 メディアテーク 冨永昌敬 菊地成孔
秋に初長編作『パビリオン山椒魚』の公開を控えている冨永昌敬監督のレトロスペクティブが7月9日にせんだいメディアテークで行われます。

私が初めて冨永監督の作品を見たのは、2003年の水戸短篇映像祭で、『テトラポッド・レポート』でした。水戸芸術館の大ホールで上映されていたのですが、そこは映画上映に特化して設計されたわけではなく、基本的には演劇やコンサートなど多目的に使われる場所でした。

見終わった後を一言で表現するならば、

「きょとん」

です。

「えっ。えっ。えっ。これは一体何なんだ?」映画を見終わったあと、こんな風に思った事はありませんでした。分からないのでもない、分かるのでもない、感じるのでもない、感じないのでもない、ひたすらからだの器官を使ったといった感覚。

首をひねりながら、帰ってきました。

そして2004年に仙台短篇映画祭で上映し、もう一度スクリーンで見る機会がありましたました。
せんだいメディアテークのシアターは、小さいながらも映画上映のために作られた場所なので、音響などがすべて上映に合わせて設定できます。

そこで見た『テトラポッド・レポート』は、水戸で見た『テトラポッド・レポート』をさらにさらに凝縮したような映画になっていました。

シアターの全方面から体中に押し寄せる声。そしてその声は日本語であるはずなのに、念仏のようにグルーブし、その言葉が持つ意味が剥がされてしまいます。するとその音の洪水が体の中を通り、スクリーンに映されている映像と艶かしく融合するのです。

私はその時、水戸で感じたあのからだの器官を使ったといった感覚を思い出しました。映画を頭で見る(理解する)のではなく、ひたすらからだで感じる(実感する)ことが、こんなにもぞくぞく、どきどきさせるものだと生まれて初めて知ったのです。

何かを伝えることは、どんなメディアでも方法は違えどもできる事です。でも『テトラポッド・レポート』で感じた体の実感は、おそらく映画でしかできないことなのではないかしらと思っています。

そんな恐ろしいことを若干28、9歳でやってしまった冨永監督全作品が上映されます。ぜひご覧になってはいかがですか?

監督はもちろん菊地成孔さんもゲストとして来るそうですよ。

くわしくは下記まで。

ttp://www.notweb.org/lne/index.html

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
蛇足ですが
菊池「成孔」さんは、きくち「なるよし」さんとお読みになるそうです。一度覚えると忘れない、しかしわからなままでは永久にたどりつけない・・・そんなお名前です。(兄弟合作「雨の町」もめでたくこの夏仙台公開決定!よかったヨカッタ・・・)
2006/07/01(土) 17:55:27 | URL | cma #-[ 編集]
コメントを投稿する
管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2004 Powered By FC2 allrights reserved
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。